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異世界での暮らし(妖怪になっちまった俺)⑥

妖怪 お化けモグラの栗吉006 鬼面有り

貧乏神のイマイだず~

栗やんが気を失っちまったんでワシが代わって話を進めるだず~!

えワシ?ワシは貧乏神のイマイだず~。え?貧乏神っぽく無いって?うん。それは良く言われるだず…確かにワシ、鬼の妖怪なんで貧乏神じゃないんだず~。じゃ、なんで貧乏神って言うのかって?それはワシがある理由で妖怪から神の修行中だからだず。

神にも色々あるんだず。けんどもなんで貧乏神かって?それは…ああ、これ話し出すと結構長ぇんで後にするだず。

今回はタイトルが「妖怪 お化けモグラの栗吉」だもんで本当は栗やんが進行しねぇといけなんだず~…。ま、いいだず~。

貧乏神…って言うか貧乏神見習いのワシは二通りの変化ができる妖怪なんだず~。

一つは可愛らしい見た目の普段の姿。もう一つは超絶カッコイイ八頭身の鬼の姿。

どちらもワシなのだから一粒で二粒美味しいキャラなんだず~★え?普段の姿が爺さんにしか見えないって?爺って言うなだず~!!

ああ、いかんだず、つい取り乱しちまっただず~(てへ)

ワシが変化できるのは神の見習いになった時にお師匠様から“心器”と言う特殊な宝を授かったからなんだず~。

“心器”って書いて“じんぎ”と言うんだず。聞いた事あるかもだけど三種の神器ってあるだず?あれは実際に神になった時のみ使う言葉で、修行中の者は心器と言わないといけなんだず~。

心器は神器と同じで三つあるんだず。だけんど神器とはちょっと意味が違って、器は自分自身の肉体、心はそのまま自分の心。心を鍛えて強くする度に器である肉体は何処までも強く美しい姿になるんだず。あ、もう一つは実際にモノで、心器をサポートする為の武器をお師匠様からプレゼントされるんだず~。ワシの宝は…まあ、今度見せるだず。あ、お面は違うだず~コレはもともとワシの爺様から貰った伝統のお面だず~。

爺いのさらに爺がいるのかって?だから爺いっていうな~~!!

(ああっ!、また取り乱しちまっただず!)

さておき、心器を使うには良い行いをして心を清めないと輝かないんだず~。だから栗やんに取り憑いて栗やんを助けるんだず~。

え、何で栗やんだけかって?んだって心器は自分の大切な宝を守る事が極めるのに近道なんだず~。他にもあるじゃん…って言うけどもワシのお師匠様は雲の上のお方なもんでむしろワシの方が助けられていて心器の修行にもならんだず~…家族は爺様しかいないケド、その爺様も389歳で力尽きておっ死んじまっただず~…。ワシが神の見習いになった事を喜んでくれたけど結局神になるのは見届けられなかっただず~。

そんなに友もおらんし、ワシは孤独になっちまって、爺様を弔ったその日にこの池の辺をトボトボ項垂れてさみしく歩いていたら、急に目の前にモグラの妖怪の栗やんがいたんだず!

人間だった栗やんは頼る者もなくて、ワシが色々世話したんだず。それから栗やんはワシの宝…って言うか唯一守りたい存在なんだず。人間で言う「親友」ってヤツだす?

そんな理由で栗やんと過ごす内に不思議と力が沸いて来て、遂には変化できるようにななったんだず~♪心器が輝いている証拠だず~。心器が神器になる日は近いだず~!

処で、今日は栗やんと酒飲むって約束したんだず…起きるだず?

お面無し版もあるんだず~♪

妖怪 お化けモグラの栗吉006 鬼面無し

ワシ、変化するとカッコイイだず~?

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